【お薦め】バンケットコンパニオンの制服の魅力

バンケットコンパニオン制服との出会い

ホテルで配膳のアルバイトをしていたとき、白いブラウスに赤のロングスカート、髪型も艶のあるシニヨンヘアの女性を数名見かけることがあり、仕事の手が止まるほど見入っていました。
次第にあの制服や髪型を真似して、成り代わりたいと思いようになりました。

一部バンケットコンパニオン協会では、コンパニオンという言葉がピンク系コンパニオンと間違いやすいとのことで、レセプタントと改称し統一され、協会以外のものは許可なくレセプタントという言葉を使わないようにとされています。確かに30数年前にホテルのバイトをしていたとき、そんな言葉は聞いたことがありませんでした。ここでは略する意味で以下レセプタントとします。陸のCAと呼ばれるレセプタントは、身のこなしやスタイルが美しくおもてなしの教育もしっかりされているので、ＣＡ同様に女装者には憧れです。

制服の魅力

ブラウス

ブラウスは、艶のある白が基本。大きな肩パッドが特徴です。ポリエステルサテンやデシンなどの光沢のあるブラウスが多いのは、披露宴会場やイベント会場での照明でブラウスが輝き、より美しくみえるからだと思います。また昭和の時代に特に反映していたレセプタントですが、お客は企業の周年パーティなど基本男性が多いですね。お酒を手配したり、お話をしたりとホステスのポジションに近いので、男性を引き付ける美しい衣装とルックスは必須でした。

スカート

ロングスカートでかかとまでの長さがあります。生地はベルベットが多いです。サテンの場合もあり、ブラウスも光沢であればもう全身光輝いています。何と言ってもレセプタントのスカートの特徴は、ロングスリットです。スカート丈が１００㎝で、スリットが５０センチほどあり、歩く度にスリットからパンスト足が拝見できるので、これほど男を意識した衣装は無いと思います。

ベルト

そして極めつけは、ベルトです。これをギュッと閉めると女性らしいラインができます。腰からヒップにかけてのラインは女性しか出せません。

制服の手に入れ方

ネットから注文

このように、男性を多いに意識して作られたと思われるレセプタントの制服ですが、インターネットの制服販売サイトでは簡単に売っていません。レセプタント業者がメーカーや卸業者から仕入れますので、１着ではなかなか手に入りません。通常会社名を言って複数の制服を発注することになります。１着でも対応してくれる業者もありますが、交渉が必要になります。

個人事業者に注文

レセプタント会社から受注を受けユニフォームなどをオーダー制作している個人の縫製事業主に連絡し、本物のブラウスやスカートの写真を見せて、コスプレで使うという理由で作ってもらったことがあります。

こういった業者は、親身になって生地や寸法、デザインをある程度聞いて作ってもらえます。
私は、タイト目なスカートが好きなので、スリットをファスナーで調整できるようにしてもらいました。ブラウスも首元と袖の先端周囲にビーズを付けてもらえました。

このように、レセプタントの衣装を手に入れるには、メルカリなどで業者や個人から買う機会もありますが、滅多に出品されません。それなら自分好みで作ってもらえる個人縫製業者を探し、サンプル写真を見せて打ち合わせをしながら制作してもらうのがお勧めです。

レセプタント制服の楽しみ方

髪型

陸のCAと言われるレセプタントは、ＣＡのように髪型もシニヨンや夜会巻きが多いです。最近は減ってきましたが、毛たぼも入れて大きなシニヨンや夜会巻きにします。昭和のレセプタントはしっかりとメイクも厚く女性らしさを全面に出すスタイルでした。

パンプス、栓抜き、ネームプレート

パンプスは、白のヒールが必須です。自前でも良いですが、派遣元が貸してくれる場合もあるようです。リアルにこだわるなら5センチヒール程度が動きやすくて良いです。ブラウスの下は白のキャミソールを着用します。栓抜きは、レセプタント協会に所属している業者の場合は、指定の栓抜きがあります。本格的にレセプタント女装されたい方は、メルカリやヤフオクなどで出品されるのを待ちましょう。栓抜きにコクヨなどの名札を付けましょう。名前を書くことでリアルさが増します。ネームプレートは、レセプタント協会のプレートを自作できればリアルですね。

レセプタントの外出方法

レセプタントの出勤方法は、レセプタント会社からバンなどに乗ってホテルまで移動するか、制服を持参しホテルの控え室で着替えるかのどちらかが多いと思うのですが、自宅から着用し、上からコートなどを着て出勤する方もおられるかもしれません。秋冬限定になりますが、自宅や多目的トイレなどで着用し、上からロングコートを着れば全身でレセプタント制服を味わえ、またホテルなどでコートを脱ぎ、そこで自撮りなどして楽しむと良いでしょう。

ただし、ホテルなどの廊下やロビーなどに出ると不審に思われますので、なるべく人目に触れない方が無難です。

もちろんコスプレイベントや女装仲間がいれば仲間とホテルなどに撮影許可をもらってから大きい会場や廊下、ロビーで撮影するのも楽しいと思います。