【挑戦】叙勲褒章伝達式の妻成りきり【色留袖編】
東京に移り住んだ理由のひとつ、それは各省庁からの叙勲伝達式に授賞者の妻として
ローブモンタントや色留袖を着て、ホテルで成りきり女装妻を演じることでした。
叙勲者夫妻を衣裳選び、記念撮影、食事、宿泊など一日お手伝いする提携業者指定のホテルが東京に数箇所あります。
そこで午後5時以降に戻ってくる叙勲夫婦に成りきります。
しかし3年前に引っ越してからコロナのためずっと中止。やっと今年実現しました。
人間レンタルサービスを使ってモーニングを着た夫役をレンタルしようと見積もりを取りましたが
1時間1万円+モーニングは自分で用意しないといけないので、2時間利用しても数万円します。
今回はお金が無いため諦め、一人叙勲式の妻成りきりをしました。
中勲章の伝達式は、各省庁がホテルで行い、その後皇居へ移動し、天皇を拝謁したあと
集合写真を撮影し、その後バスで数百名が東京駅まで大移動して、各ホテルへ解散し
各々皆様はホテルで記念撮影をしたり着替えを行います。
下調べして、10日がその日だと確認して24時間着替えが出来る無人女装ルームで色留袖に着替え、
16時ごろに東京駅へ、その後帝○ホテルへ行きました。
無人女装変身ルームの記事はこちら。
実は大雨がずっと降っていて変身ルームからの移動が大変でした。
雨コートは着用していましたが、キャリーケースとトートバッグを持って、傘も持ってスマホで場所を確認し
足元が濡れないように注意して、移動していました。
本郷三丁目で丸の内線に乗り換えようと思ったら、まさかの東京あるあるの地上に上がって徒歩3分ほどの離れた場所で乗り換え。
結局また傘を取り出し、道案内を見間違え反対向きに歩いて、Uターンして結局10分ぐらい雨の中歩き
久々に泣きそうになりました。
昔は車の中で着物を脱いで畳んで、B面に戻っていたときぐらい辛かったです。
お陰で草履の底が捲れ上がって、上品な筈の色留袖婦人がこんな情けないことに。。
普通は雨で無くてもタクシー移動するのですが、お金が勿体無いので歩いたためこんな結果に。
しかも両方ペラペラと捲れたので、両方剥がして無理矢理歩きました。
鼻緒を結ぶ紐を引きずって歩きました。
ようやく東京駅へ到着。キャリーケースを何度も手で持って階段を登ってる色留袖の成りきり夫人はわたしぐらいです。
東京駅には誰もそれらしき人がいませんでした。
どうやら早かったようです。八重洲口だったかもしれません。
東京駅から有楽町の帝○ホテルまでもちろん歩いて移動し、寒いはずなのに汗だくです。
これが貧乏一人叙勲伝達式夫人成りきりの現実です。
ホテルには6時ごろ到着したのですが、叙勲夫婦に出会うことが無かったので、1時間ほどホテル内をウロウロしたり
動画自撮り撮影したり、ロビーに座って1時間待っていました。
7時ごろにぞくぞくと叙勲夫婦がロビーにやってきました。
わたしもロビーから客室へ向かい、記念撮影をして、食事をして、なんて成りきりたかったです。
でも念願の叙勲伝達式の日に成りきり夫人に成れたので挑戦物がまたひとつ達成できて良かったです。
十和子さんおはよう動画アップリクエスト